黒の三日月
「……ああ、悪かった。ヒイラギの監視者は今岩代が会ったばかりの人だよ」
「会ったばかり? えーと……え!? お母さん?」
「それ、本気で言っている? もう1人いるだろ? ほら……」
……あっ! 思わず私はお兄ちゃんの眠る墓石を見た。まさかヒイラギの監視者って人って。
「岩代玲。お前の兄だよ。監視者は死んだ人間から選ばれる。
選ばれた者は転生までの期間を監視者として生きるんだよ」
私はきっと目を見開いてしまっているに違いない。
こんな所で大好きなお兄ちゃんの名前が出て来たのだから。
「ヒイラギ答えて! お兄ちゃんに頼まれたから? そうなの?」
「違う! 俺はただ……ただ……」
「会ったばかり? えーと……え!? お母さん?」
「それ、本気で言っている? もう1人いるだろ? ほら……」
……あっ! 思わず私はお兄ちゃんの眠る墓石を見た。まさかヒイラギの監視者って人って。
「岩代玲。お前の兄だよ。監視者は死んだ人間から選ばれる。
選ばれた者は転生までの期間を監視者として生きるんだよ」
私はきっと目を見開いてしまっているに違いない。
こんな所で大好きなお兄ちゃんの名前が出て来たのだから。
「ヒイラギ答えて! お兄ちゃんに頼まれたから? そうなの?」
「違う! 俺はただ……ただ……」