1恋~イチコイ~

「未莉亜ちゃん、宙人くんよろしくね。なんかあったらおばさんに言って!?」
姫乃おばさんはとってもやさしくて、話しやすい人だった。

にしてもこの家、とってもきれい。
フランスのお城みたい。
ゆかもつるつるしてるし、白い柱が何本か立ってて、窓のカーテンなんてレースだし。

「唖夢加〜!!良広〜!!お友達よ。例のとなりに引っ越してきた子」
階段からあわただしい音がした。
すると2人の子が出てきた。
1人は私と同い年っぽい女の子、もう1人は兄と同い年っぽい男の子だった。

「こっちが唖夢加でこっちが良広ね」
おばさんが紹介してくれた。

「唖夢加ちゃん、良広くん、よろしくね」
私たちは何て声をかければいいかわからず、ありきたりのことを言った。

「唖夢加、良広、こっちが未莉亜ちゃんでこっちが宙人くんよ」
おばさんは本当にいい人。私たちの紹介までしてくれた。

「未莉亜ちゃん、よろしくね」
唖夢加ちゃんかわいい笑顔で握手を求めてます。

「よろしくね。未莉亜って呼んでね」
「じゃあ私も唖夢って呼んでください」
「わかった」
お互いうちとけたみたいです。
唖夢、すっごくいい子そう...。
男の方もうちとけたみたい。

「ね、人形ごっこしよ!?」唖夢がくりくりの目でこっち見てます。
唖夢にせまられると断れないんだよね。

「いいよ」
はっきり言って人形ごっこは楽しいけど、外で鬼ごっことかやってるほうが好き。
でもま、いっか...
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

お遊び恋愛
未莉亜/著

総文字数/1

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
バレンタインデーにお前に出会った なんでお前に出会ってしまったんだろう・・・ 出会わなかったら 本気の恋なんてもの 一生知らないですんだのに・・ 『恋って苦しいんだな』 この言葉忘れない・・・ そしてこんな恋絶対に一生しない

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop