二人だけの秘密
今晩は創作料理のいただける居酒屋に行く事にした。


その前にしなければならないことがある。


上司への報告。


澤辺さんと私は港の方まで散歩がてら足を進めた。
港には小さな足湯と憩いのスペースがある。


私と澤辺さんはお互い空気を読むかのように
少し離れてお互いの上司に今日中に戻れなく連泊する連絡を入れた。

上司はすんなりと了承。
ホッとした。


澤辺さん何やら話しこんでいる。
大丈夫かな・・・。


目で合図を送ってる?
ちょっと待っててね。
って。

私は携帯をもう一度出して
メールを打った。

そう彼氏に。
こういうのは意外に細かい。

*********
予定通りに作業が進まず帰れなくなりました。
朝一に帰ります。
*********

と。



澤辺さんが電話を終えた様子。

「どうでした?」
と聞くと

「うん。もう次の出張命令出ちゃって・・・
その話で長くなってしまったよ。ごめんね」
そう言って澤辺さんはお店のほうへと歩き出した。


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