二人だけの秘密

1日目

私は
安藤紗枝
インテリアのメーカー勤務
28歳。


彼氏?
一応いる。
でも最近よくわかんない関係。
お互い仕事が忙しくって全然会えていない。



会社で新しいプロジェクトが動いている。

自社システムを拡販する内容。


でも苦手・・・。

こういうシステムとか?
なんとかってやつ。
正直訳わかってない。


毎晩残業で
格闘中。



そんな中。

先輩営業マンに
「新規店にシステム導入することになったから
宜しく頼むね。」
ってぇぇぇぇぇ!


しかもその新規店
電車で3時間半もかかる僻地!
一人じゃ不安だぁ。
「また来ます。」って距離じゃないし。


ここは
ヘルプだ。


一か八かで
本社のシステム管理部に電話をしてみた。

「あの・・・
導入することになったんですけど
今回一件目で。
不安なんでヘルプお願いしたいんですけど??」

「OKですよ。
こちら本社側も取引先とのヒアリング行いたいので。
誰かヘルプ出します。」


ラッキー☆
言ってみるもんね。










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