優しい君に
しばらくお話して、チャイムが鳴ったから、鈴木さんは自分の席に戻った。



彼女のつけてる香水の匂いが、微かに残っている。



「えーっと…この時間は書類書いてもらいます。後ろに回したら書き始めてね。」




今日も可愛い先生が プリントを配りはじめて、私まで回ってきた時だった。



ガラリと教室の扉が開いた。



「遅れましたぁ~っ」




悪気のない声と共に現れたのは、可愛らしい顔立ちの男の子。


凄く可愛いけど、ズボン履いてるし、男の子…なはず。





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