マイエンジェル†甘い声で囁いて
さっきはあんなに楽しそうに弾いていた三国くんでさえ、


…別人だった。




まあ三国くんの場合は、今朝みたような感じというか。


目を伏せ陶酔した感じで、鍵盤をたたく。


彼が奏でるメロディも、また…私が思っていた以上の腕前だった。





本気なんだよ。


遊びで楽しくやってるといいつつ…


私みたいにちょっと目立ちたいなとか、歌が上手いって褒められたからやってみるっていう…そういうレベルじゃないのを、まざまざと見せつけられた気がした。



だから…


一呼吸おく為に、さっきは部屋から出してもらってたんだ。


「…風ちゃん」


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