マイエンジェル†甘い声で囁いて
「三国くん、いきなりそんな事言ったら彼女も恥ずかしいと思うよ?」


ギターの彼は、私の気持ちが分かったみたいで、すぐフォローに入ってくれた。


だけど、そんなものが三国くんに通用するワケもなく…。


「…だから?」


怖いっつーの。


まぁ…いいや。


この人は、石像だ。動かないし感情もない、石像男…と。


たまに見せる、笑みは置いといてぇ。


よし、鬼石像。


勝手に命名して、一人納得する。




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