シークレットラプソディ
「躪が……ぅそう…て……」

何!!??聞こえない!!

「はや……暴走…さえろ!!」

聞こえてくる声は全て所々欠けて聞こえた

「男の子……しぼ……じゅうしょ……た…う」

「広範囲……荒地……」

「手の打ちようなし」

「私が……た…」

するといきなり
荒れ果てた町が一瞬見えた――

なに?どういうこと??

これは…私の…記憶…?

「人殺し!!」

「化物!!」

「はや……住民……記憶……消せ……」

「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!
助けて…!」

「誰か私を殺して!!」

そこで意識は完全に途切れた…
哀しい感情を残して――
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