彼とあたし-もう1人の彼-
下駄箱まで入ると、
生徒からの視線を感じた。




「唯伊あっち行こ」





倖はあたしの腕を握って
丁度見つけた空き教室に入った。





「倖、噂って?」
「だから…」






―――数分後..




「メガネくんには謝りな?」
「…そう、だね」





って倖…勘違いしてるよ。





倖が教えてくれた噂…それは。




GWに駅前で
あたしが凄く格好いい人といたこと。
ホームではその人と手を繋いで笑っていたこと。





と教えてくれたけど…
それ全部まさだから!



まさに謝る必要はない。




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