はじめてのこくはく


「・・・。」







もう戻れない。


こうなったら伝えきるだけ。












「最初はずっと憧れてて、でも優しいとことか、笑ってるとことか知ってすごい好きだなあって。」






もう止まらない。







「妹って言われた時は嬉しくって淋しくって
わがままだっておもうけどもっと近い存在になりたくて」









涙が自然と溢れてくる。











「似合わないなんてわかってるけど、後悔したくないし、よくわかんないけど…
「わかったよ。バーカ。」








< 49 / 54 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop