天使の贈り物
「え…!?夕花、今…!」


「ごめん。気づくの遅くて…ホント鈍感だね、あたし…。こんなに近くにいたのに…」


「ゆ、夢じゃないんだよね…!?」


「うん」


「ホントに?夕花、俺のほっぺおもいっきりつねって」
Mかお前は。


あたしはヨッシーのほっぺをつねった。


「イタッ!」
そりゃ痛いでしょねぇ…


「疑いすぎだよヨッシー。」


「ごめんなさい」


ヨッシーはしゅんとして、あたしを抱きしめた。
< 149 / 160 >

この作品をシェア

pagetop