今君の隣に
君に初めて出会った日



バサッ!


急にお母さんが僕の布団を取り上げた。

「学っ!いつまで寝ているつもり?冬休みだからって いつまでも寝てるんじゃないわよっ!」



布団を取り上げられた僕は、団子ムシの様にきれいに 丸まった。

「こらっ!もぉー。お兄ちゃんは朝早くから図書館に行って勉強しているってゆうのに…。なんでこの子はーー・・・。」


半ば飽きれた様子で部屋を出て行く母
それを見て僕はこう思った。 『うざい』






< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop