戦慄の魔説
第1章…こっくりさん
次の日、制服に着替えて外に出ると灯が待っていた

「おはよ!せっかく家近いんだから一緒に行こ」

少し驚いたが断る理由もないし一緒に行くことにした

「あれ?すごい人いるね、なんかあったのかな?」

見ると正門の前に人が集まっていた

「あぶないな、ちょっと待ってな、俺がみてくる」

真実は人を押し退け見に行った

「関係者以外は立ち入り禁止です。迷惑になりますので九十九高校の人以外は帰ってください。」

見ると警察がスピーカーで野次馬に呼び掛けていた

「何かあったんですか?」

「君はここの生徒かい?朝に女子生徒の二人の死体が発見されてね、一応みんなに事情聴取するからブルーシートに入んないように校舎に行ってくれるかな」

そういわれた真実は灯を呼んで説明した

「そっか、怖いね」

そのときだった、突然強い風が吹き、ブルーシートが捲れた

そして見てしまった、二人の死体があり手足はボキボキに曲がっていて首、腕、足には太いもので縛られたような跡があった
顔は首を絞められたから目、鼻、口、耳から血がでていてみていられないものだった

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