戦慄の魔説
それを聞いた瞬間わかってしまった。彼女達は二人で十円を使って何かしていた。人指し指だけということは指でさすように触っていたということになる。彼女達は恐らく、いや確実にやっていたのだ…こっくりさんを。

「まあ何かあったら連絡してね」

そうゆうと名詞を渡して帰っていった。

「真実…くん?」

灯が目をさました

「大丈夫か?気分はどう?」

あんなひどいモノを見たんだ、気絶しても無理はなかった。

「うん、大丈夫。真実が運んでくれたんでしょ?ごめんね」

答えようとした瞬間ドアが開いた。

「やっほ〜真実くん!!いや〜お手柄だったね〜」

凛華だった。朝からそのテンションはついていけない

「朝から元気ですね、凛華先輩。あの、ちょっと話があるんですが、こっくりさん」

いいかけたとき、部員よんでくるよと言ってどっかに行った。数分後戻ってきたが様子がおかしかった。というより空気が別人だった。

「あなた…誰ですか?」

すると後ろから凛華がでてきた

「バレちゃったか〜紹介するね、双子の姉の華音!」

「はじめまして、華音よ、よろしく真実くん」

凛華とそっくりだ違うのはポニーテイルのふわふわした感じだ。第一印象は落ち着いている感じ
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