この出会いが奇跡なら-上-
「成斗君からでしょ?」
「あーうん」
「何て?」
「いつでもいいから今日俺んち来いだって」
「それってさー…」
「ば…、違う!愛子のバカ!」
「だって、絶対それしか私には」
「そこから離れて!」
愛子に私の事はいいから行ってきな?とそう言われ、ごめんね、とだけ伝えて教室を後にする。
何で、あたしの番号知ってるんだろう。
ってか、あたしに何の用?
その数十分後。
何故か未だ慣れない、成斗の家の前にたどり着いた。