RinNe

それから強い抗がん剤治療をするようになり

以前よりも窶れていく父親を只見守るしか無かった。

こんな体調にも関わらず、食事はしっかり


摂っていた事は医者含め家族も驚かせられた。


仕事と病院の往復の日々が続いたが


会話を交わす事は相変わらず少ないながらも


徐々に増えてきていた事は嬉しかったが


やはり自分の事より僕の体調や仕事の心配話だった。

何処まで強がる人だと尊敬と言うより


弱さも見せて欲しい僕は正直辛かった


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