あの人が好きで。



「あの・・・。」



アタシはいつの間にか口を開いていた。




「ん?」




「網谷さんっていくつ?」



「俺?27。」



「そっか・・・。じゃぁ彼女さんは・・・?」




何聞いてんの、アタシ!


バカじゃん!



網谷さん、困ってる。


そんなの言いたくない??


アタシは下を向いた。




「あのさ、」



網谷さんが言った。











「彼女いないんだけど。」













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