意地悪王子と天然彼女



その瞬間、


『離してあげたら?』


言って男の人が金髪の人達の手の上に手を乗せて握っていた。


その男の人は長身で格好良くてあきらかにモテそうな人だった。


『いって!!』


「兄貴大丈夫ですか?」


『ち…ちくしょー……!!』


そう言って私の腕から金髪の人達の手はなくなっていて、

『覚えてろよ』そういい残して消えて去っていった。




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