意地悪王子と天然彼女



「それでよし、…じゃ、俺の部屋でプリン食べるか。」


『やったー♪』



嬉しい!

あたしの大好きなプリンが食べれるー♪

わーい、わーい!



…が、こんな簡単にプリンを食べれる訳もないのです…



だってあたしが今プリンを食べようとしたら、海がお皿ごとひょいっと取り上げたから…



『なんで?今食べようとしてたのに…』



「俺がそんな簡単に食わせるとでも思った?」



『………っ…えっ!?』


何?一体どういう意味?



「え?だってさっき美亜ずっと俺の事無視してたじゃん。……もしかしてもう忘れたとか言わないよね?」



そうニコニコ言って話す。



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