【完】君の笑顔
「手術嫌?」
「やだ。痛いもーん」
「そっか……」
まぁ、好きな人はいないだろうけどね。
「ってかそれ、何かのテスト?」
首を傾げる聖に僕は首を左右に振って、またベッドの上へと寝転んだ。
好きな物を我慢して長生きするよりも、沢山食べて死んだほうが良い……か。
何か、岡本さんと考え方が似ているような気がする。
傷が出来て長生きするよりも、沢山遊んで死んだほうが良い……。
同じような質問をしたらこうやって答えそう。
僕が絶対にそんな事させないけれど。
聖なら、岡本さんの気持ちが分かってあげられるのかもね。
天井の一点を無意識に見つめる。
……本当に抜け出して無いよね?