光の姫は何を見る
あたしがその場にしゃがみこんでいたら近くで溜め息がした。


人が頭を痛がっているのに溜め息って酷くない?


文句を言ってやろうとまだズキズキと痛む頭を無理矢理あげると茶々木さんが心配そうな顔をしていた。


なんでそんな顔でこっちを見るのよ!


まさかそんな顔をしながら溜め息をつくなんて思っていなくてつい面を喰らってしまう。


「あの…「なんで頭痛いか教えようか」」


あたしが何か言おうとした時に茶々木さんが言葉を発していた。


茶々木さんにはこれの原因がわかるのか? わかるなら教えてほしい。


その思いから小さく頷いた。


あたしの反応で了解の意を感じとったのか茶々木さんは静かに話し出した。



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