光の姫は何を見る
一歩一歩ゆっくりと棺へと向かう。


そのたびに襲い掛かる頭痛にも堪える。


この痛みに堪えながら進むってどんだけMなんだろうか。


どうでもいいことを考えていないと痛みに堪えられなかった。


あと一歩で棺に着くって時にあたしが出した光の玉よりか大きな光が現れた。


「あれは…なに?」


あたししかいないはずなのに現れる光。


ここに来たばかりのあたしにはそれの意味がわかる訳がなくて目を細めるしか抵抗できなかった。




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