棚からぼたもち。
自信のある男。
自信のある男。
彼は大変自分の一物に自信があるようだ。
彼は自慢げに髪をかきあげる。
食事で食べていた何かの食べかすを口元に装飾しながら
彼はそれでも話を続けるのだ。

『なかなか、Hしても感じない子いるじゃん?』
はっきりいって、ありがちな文句である。
話はどうでもいい。
おちは、分かっているのだから。

俺だから、イカセラレル論。

私は、コーヒーを胃に挿入しながら
早く机にでも出してみてもらえないものか、私は考えていた。

言葉に説得力がない。
色気を感じない。

説得力は、彼の一物だけが握っているのだ。

擬音語を駆使した会話の90パーセントを聞き流し、
私は質問をしてみた。

『一体、あなたのカリはいかほどのものなのかい?』

彼は、くびれよりも固さを重視するタイプのようだ。
そんなことは、どうだっていいのだ。
早く見せやがれ。


『あのさ、皿の上にでもだしてもらえない?』


彼は
『変わったプレイがすきなんだね♪』
などと、とんちんかん甚だしい言葉を投げてくる。


あほか!!!おまえ、あほか!!!


頭の中には、エンドロールの出演覧に

あほな男という文字が流れていた。

『俺、黒いっていわれるんだよね~♪』

私は、この際、息子さは何色でもかまわないので
どうか、帰らせてくれとつぶやいたのだった。





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