続・彼女が愛した温もり


『性別は?』

後部座席から少し乗り出してママに聞いた。


『女の子だって』

『そっかー』

女の子かぁ‥
パパさんメロメロだろうなぁ。

微笑ましい光景を思い浮かべ
自然に顔がにやけた。


『二人はどっちがいいのよ?』

『私は男の子』

『で、俺が女の子ですね』

はっきり別れた意見にママが小さく笑った。

『んー‥私はあなたたちの子供は男の子だと思うわ』

『いや、あのさ綾乃さんもそう思うらしくてさ‥』

『蓮も喜ぶわね、赤ちゃん』

パパ‥
もし私が女の子を産んだら可愛がってもらえないかもしれない。

かといって男の子を産んだら唯さんの事もあってなんかひける‥

うーん‥

でも、ママが喜んでくれてるから良いや。

< 184 / 205 >

この作品をシェア

pagetop