love catcher
ガラガラ
『あっ斎藤さっ―キャーッ』
保健室のドアを開けると保険医が悲鳴のような声をあげた
「は?」
その声に隼人ムスッとして起きた
寝起き悪いくせに低血圧かよっ!!
思わず心の中でツッコンでしまったけど今はそれどころじゃなく引っ張ってきた怪我人をその辺に座らせた
「ごめん、コイツ等手当てしてやって」
保険医は落ち着いて手当てし始めた
「優花どうなってん?」
隼人の目線が痛い
玲のことが心配なのもあって隼人の質問を無視してしまった
『優花さん、ちょっと』
空気が止まったかのように凍るなか、後輩がウチを呼んだ
「なに?」
ウチは手当てされているヤツ等を見たまま視線を変えなかった
『玲さん、今日は帰りはるみたいで昨日優花さん族抜けはったとこでまだ危険なんで代わりに俺達に優花さん送るように言われてます』
「ウチは1人でいける
護衛なんかいらん」
『ええ加減にしてくださいよ優花さん』
さっきまでの後輩の声とは全く違う声がウチにそう言った
「大丈夫や言うてるやろ達也
ていうか同い年なんやからええ加減敬語止めろ」
すると達也は『おぅ』と小さく言うてまたウチに言葉を浴びせた