学園ぷりんせす


俺は次の人にバトンを渡す。俺は口から大きな息を吐き出した。

すると生徒半分が俺のほうを見た。


「すげえ…やっぱ元ヤンキーでも走れるんだな…」

「上原くんかっこいい…元ヤンでもいいっ!」

「よく見ると美少年的でイケメンよね…」


元ヤン元ヤンうるさい。俺は元ヤンじゃないっつの


「矢崎ー!!!いけえええええええ!」

「桜!特訓を思い出せ!!」

「桜ちゃん!ファイト!」


どうやらバトンは矢崎桜に移ったらしい。

案外速いじゃん。本当にこれで100走25秒か?

感心して見ていたその時、矢崎の走っている手前に石が置いてあった。



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