たった一人の親友へ
中学になっても相変わらずクールで格好良いキャラを演じてた


入学式の時から化粧をして、スカートも短くしてたあたし


注目されることに一種の快感さえ感じてた


クラスのみんなが自分に近づいてきてどうにか仲良くしようとしてる有様に、何だか笑えた


そんな中あたしに敵意を向けてる男子が一人





それが翔だった




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