たった一人の親友へ
「おまえさぁ、そんな目の上黒くして何が楽しいの?」





………。





それがあたしと翔の初めての会話


今となっては全部笑って思い出せるけど、当時のあたしにとっては翔を嫌う十分な理由になった


嫌いで嫌いで仕方がなかった


視界に入るだけでも嫌だったのに



本当に人生って分からないものだ





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