泪の花。
病院を出ると、ビックリする位綺麗な青空が広がっていた。



ごめんね、おばあちゃん。


私、気付いてなかったんだね


おばあちゃんはずっと、誰よりも近い場所で私を待っていてくれていたのに。



私の心にずっと居てくれたのに…



自分は勝手に置いてきぼりをくらったように勘違いして


寂しい…怖いと現実に目を瞑っていたんだ。



それじゃあ、どれだけ周りが手を差し伸べてくれても掴める筈がないよね…



でもね、おばあちゃん私…人に恵まれてるの。




おばあちゃんの存在に気付かせてくれた、咲坂君のお母さんでしょ?



抜け殻のようだった私の側で、ずっと笑ってくれていた朔來…


まぁ、計画性ゼロだけど…



その朔來を大切にしてくれる咲坂君。




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