被虐待児の未来
あたしのパパは

あたしが生まれた日に亡くなった


母は亡くなった父親の代わりに生まれてきたあたしだと思ったのだ


あたしは誰の代わりでもない



あたしは、あたしだ



母があたしを愛したことがない
愛し方が分からない


なんて言っていたけど



最後の母の言葉の中に
ほんの少しだけ愛を感じた気がした


「あんたはあんたで生きていきな」


無責任な言葉かもしれない


だけどあたしにとっては生きていきなと言った母の気持ちが嬉しかった

最初て最後の母親としての愛
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