恋は私の原動力
【親戚】
小さい島でも、会った事のない子が、こんなにたくさんいるもんだ…
その中に初めて同じ学校に通う事になる親戚が二人いた

山中春(やまなかはる)三田伸也(みたしんや)春は普通科
伸也とは同じクラスだ。話したことないけど、春と伸也と同じ学校なんだと思うと嬉しかった。
これがきっかけで仲良くなれたらな
ってひそかに思い憧れていた。

だけど 春と伸也と親戚だと知った同級生(ムードメーカー)達は

「えっ春の彼女?」
「伸也の彼女?」
とからかい騒ぎはじめた。
普通科と商業科は隣り同士で繋がってる、わざわざ私を見に来る人もいた。それは次第に度を増して、
「迷惑している」
まるで私から始まったかのように、春が私に手紙をよこしてきた。

そんな………

伸也も周りのからかいからか私を嫌がるようになり、それに便乗するかのように皆も私を嫌がるようになった。

恋したい!とか言ってる場合じゃない。高校生活が楽しくなるか、ならないかの別れ道に私はいた唯一の居場所、同じ中学のメンバーとの昼休み。
「そういえば萌と卓巳どうなってんの?うまくいってる?」
私の言葉に突然笑い出す萌と千夏

−?−
「何言ってるの?とっくに別れたよ!」

「え!?」
「未有にも言ったよ!」
―…えっ―
「もういらないから未有にあげるって言ったじゃん」

そう言って笑ってる二人
ショックだった
萌には当時1番相談していたし萌と卓巳ならって…

苦しい
気持ちが崩れ落ちる…

自分(恋)よりも友達の方が大切だったと気付いた瞬間だった

上辺だけの友達だった?皆私の恋バナを聞くのは嫌だったのかな…

人間って何
友達って何

とりあえず萌達から離れてみよう…

もう友達なんていらない。好きな人が友達とくっつくのは、きっと私が恋するから悪いんだ

恋しなければ友達と好きな人が付き合う事もない

唯一の居場所と、恋する気持ちにソッと私はふたをした。

そんな私の気持ちはもちろん誰も知らない

「最近恋してないね?みゅみゅ珍しいんじゃない?」

同じ中学の麻里が話しかけてくる

まさかそんな事を言われるようになるとは…

麻里、

私疲れちゃた




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