恋は私の原動力
【約束】

「早士は将来どんな家建てたい?」

「えっ?防音設備がある地下があって、そこで音楽できる家かな」

「俺も地下がある家がほしいんだよ!」

「やっぱり子供は島で育てたいよな」

「だよねー、島でのびのびと、周りに育てられるっていうのが1番いいかなぁ」

なんて
自習時間に、申里と雑談

「お前、卒業して島出てったらいつ帰ってくるの?夏?」

「島から出たら成人式までは帰って来れないよ。申里は?」

「車の免許とりたいから夏に帰ってくるかな」

「へぇ免許とるんだ!とったら助手席のせてねっ」
「おぅ」
「約束だよ」

それを言うのが精一杯!!申里と約束することでまた会える!

20歳…2年後の話だけど申里とこうして将来の事を話しているこの時間が好き。

その約束は、今後の私に大きな楽しみを与え、それが一人暮らしで頑張ろうとする私の支えになる
申里の連絡先を知らなくても会えるかもしれない
2年後もし会えなくても、この申里との会話が

二人だけの約束が

とても
とても
大切だ

例えそれが
叶わなかったとしても
その場の会話だったとしても

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