恋は私の原動力
冬休みが終わり、新学期になった

私達3年生は、2月から卒業式まで学校が休みになる。

その1ヶ月は申里に会えない
だが、告白という思いはなかった

一日一日の申里との時間が余りにも幸せ過ぎて、それだけで満足していた

告白したところで気まずくなっても嫌
そんなことも色々考えたら後一歩も踏み出せない

「あれ?」

移動教室から帰ってくると自分の机に誰かの下敷き

「どうした?」
「あ、誰かの忘れ物みたい…」

「忘れ物?」

私の異変に気付いた申里が、声をかけてくれた

「うん…まっ下敷き欲しかったし、もらっちゃおかなっ」

「まじで!?俺も下敷き欲しかったんだよね!」
「そうなの?じゃあいいよ私は、これ申里にあげる」

「じゃ、これやる」

そう言うと自分の机から下敷きを出した

「いいの?ありがとう」
私は申里からの下敷きのプレゼントを貰って舞い上がっていて

その時は気付かなかった
なぜ下敷きあるのに、下敷きを欲しいと私に言ったのか

麻里に言われるまで全く考えなかった。

あっ…

確かに
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