君ヲ想う。
教室へ向かう。
また同じ教室だった。


「なんだぁ・・・
全然新鮮感感じないなぁ~・・。」
蘭はつまらない顔して言った。
確かにそうだ。
だけど、この教室は思い出の場所だからな。
優と隣になったのも、
この教室があったから。




あたしの席は、前の席の一つ後ろになった。
結局窓側だ。
あたしは空を見上げた。
桜がキレイに咲いていて、
春風でサラサラと桜が舞い上がっている。




この景色、すごく懐かしい・・・。
最初の頃もこうしてみていたっけ?
隣には優がいて、気になって仕方がなかったな・・・。
あのなびく茶色い髪も、
笑う横顔も・・・
何もかもよみがえった。
色んなことがあったけど・・・
全部が悪いわけじゃないんだ。




ずっと好きだったんだけどな・・・。
もう終わりかもしれないね。


キレイな桜はあたしを見てどう思ってるのかな?
頑張れよって応援してくれてるのかな?
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