生徒会室へようこそ


もう既に戻れない道まで来ている。



それは分かっているのに、


さっきのアイツのあんな顔を見たら


「くそっ」


こんな言葉まで出てしまうのはきっと今
余裕がないからだ。


そう、今だけ。


“今”を過ぎたら

全てが終わる。

このもやもやした気持ちもなくなる。


「今、何ていつ終わるんだ?」


早くこんな気持ちがなくなればいい――


そう祈りながら逃げるように家路へと急いだ。
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