南極2号
ヤツ…あ〜面倒臭いっ!オヤジから例のブツを奪い取ったあたし達は良治のアパートに戻っていた。

「いや〜知ってる家に強盗入るのもなかなかのもんだな」

良治は、はぁはぁ息を弾ませながらタバコに火を灯す。

あたしは…ってぇと

"プシュッ"

朝から何本目か解らんがスーパードライを開けていた。
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