南極2号
次に胴体…

基本的に女の子なんであたしが担当せなマズかろう…が仮にも生身の恋人が隣におってダッチワイフに走る男は、世の中広しといえどそうおるまい(ハッキリ断定できんとこが現代日本のフェチズムの異常さとも言えるのだが…)

「良治っ!下半身はアンタに任す」

この賭け…

吉と出るか?凶と出るか?

「俺はリアリストだぞ」

と言ってちまちまとま○毛の植毛を始めた。

こういうとこはマメな男なんよね…

"ぐびっ"

あたしはスーパードライを喉に流し込みながらダッチワイフの股間を凝視する彼氏の姿を見る羽目になった。
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