秘密の★オトナのお勉強②
「あゆ…」
その言葉と同時に、あたしの身体は貞永によってヒョイと持ち上げられ、ダイニングからどこかへ移動する。
不安定な揺れに、思わず貞永の服をギュッと握った。
「フッ…」
「貞永…?」
「いつもなら暴れてまで抵抗するのに、今日は大人しいんだな?」
意地悪く貞永は、あたしを抱きながら頭を撫でる。
その行動が、あたしに魔法をかけていく―――
「だって…」
「何だよ?」
「あたしもたぶん、貞永と同じ理由だから…」
“素直になる”という魔法を。
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