恋するキモチ
うちはその場で倒れてしまった。
立つ事でさえ、精一杯だったのに…無理やった。





気がつけば保健室におる。誰かが運んでくれたんやろ…。
お礼言わなくちゃ…。



すると、保健室担当の女の先生がいた。
「やっと目が覚めたね。
よかったわ。」
先生はニコッと笑った。
綺麗な先生だ。
うちはこの先生の事は知らなかった。
だって、保健室には行かないから。
でもみんななんか噂してて綺麗な先生がいる。
それだけは知っていた。
そんな先生と初対面だ。




「あのっ…うち運んでくれた人って…
誰でした?
お礼言わなくちゃ!!」
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