大空の唄


直ぐに浮かんだのは
『孤立』の二文字


「嘘よ!あたしそんなことしてない」


空の服の裾をギュッと掴み訴えるナミの事は
お構いなしで3人は話を続ける


「そしてそのうち悪行がバレた
ナミは逆に孤立」


「ねぇ、ナミ?
SONG OF SKYと仲良くして
また立場を上げようとしてるんでしょ?」


「ちが…「じゃあ、何でSONG OF SKYに近づいたの?」


ナミの言葉を遮るように右の少女が声を上げると


ナミは俯いた


「言い訳も思い付かないでしょ?

だってナミ……



あんなにSONG OF SKYの事
嫌ってたもんね?」


─嫌ッテタモンネ


世界が一瞬で色を失った


「嘘だろ?ナミ?」


空の声を否定しないナミは
ただただ俯いたまま


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