姫のような王子様

杏ちゃんに言われて初めて実感。





あ。


コレがデート。





「おいっ！！神埼！！！」





杏ちゃんはにやにや。




そして大石君は真っ赤っか。








別に誰とも遊ぶ約束してないし。








「行こッか☆」







私がそう言うと大石君はパァって顔が一気に晴れた。





「まじ！！じゃあ約束ね♪」




「うん★」






そして私たちは指きりをした。






「指切った。っと。」




「忘れんなよ？」




「当たり前じゃーん」