初恋日記
思わず涙を溜めた。


そしたらまたあいつがいきなり…私の机にタオルを敷いた…。
晴兔:「ほら、お昼寝タイム。暖かくて気持ちいよ、君もおいで」
そう言ってあいつは私の事をタオルの上に寝かせて私の頭を撫でた。



私は思わず泣き出した。泣き付かれて寝た。



あいつはただただ何も言わないで私の頭の上に手を置いていた。



窓から入って来る秋の日差しと、私の頭を撫でる大きくて優しい手が心地よかった……。
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