流れ星に願ったのは君との両想いの夢
「そっ和解…。」

「なんでそんな心変わりしたんだよ」



梅は申し訳なさそうに
眉を寄せて



「仮にも義理だけど、私の妹って思ったからよ」


そう俺に告げて桜の方へ
むきかえり
桜に頭を下げて、



「今まで辛い思いさせて
ごめんね…。」



桜はどうしていいか
わからずただ
頷くだけだった…。



「私こそごめんなさい」



自分は悪くないのに…
桜も頭を下げて謝ってる



「なんか癖でさっきは
桜にひどいこといっちゃったけど本当は幸せそうで
なにより…また連絡して?」



顔をあげて桜は『はい』と
笑いながらいった



それから梅は用事があると
いいどこかに行ってしまった


和解したんだな…



みんなそんな桜の一瞬の出来事を微笑ましくみていた。
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