sweet lovers B【BL】
「清治[キヨハル]! 俺の昼飯は!?」
昼の放送を終えて教室に戻ってきた成都は、今日もまた、いくつかのプレゼントを抱えている。
「購買のA弁当だろ」
オヤツをせびる犬みたいに、成都はニッコリ笑って俺に寄ってきた。
頼まれていた弁当を差し出すと、嬉しそうに俺に体をすり寄せてくる。
そんな成都を、可愛い、と思ってしまう。
「清治ありがとう。大好き」
「はいはい」
こんなやりとりはいつものことで。
「周藤くんおつかれ! チョコ食べる?」
「こっちのお菓子もあげるよ~」
「ありがとう、みっちゃんとエリ! 愛してる!」
好きだとか愛してるとか、成都が口を開けば必ず出てくる。
誰も本気にしてはいない。
可愛い成都だから許される行為だ。
昼の放送を終えて教室に戻ってきた成都は、今日もまた、いくつかのプレゼントを抱えている。
「購買のA弁当だろ」
オヤツをせびる犬みたいに、成都はニッコリ笑って俺に寄ってきた。
頼まれていた弁当を差し出すと、嬉しそうに俺に体をすり寄せてくる。
そんな成都を、可愛い、と思ってしまう。
「清治ありがとう。大好き」
「はいはい」
こんなやりとりはいつものことで。
「周藤くんおつかれ! チョコ食べる?」
「こっちのお菓子もあげるよ~」
「ありがとう、みっちゃんとエリ! 愛してる!」
好きだとか愛してるとか、成都が口を開けば必ず出てくる。
誰も本気にしてはいない。
可愛い成都だから許される行為だ。