さよなら(短)
「お前、馬鹿だなー」
「…うっさい」
昼休み高校で知り合った友達、翔と教室の窓際に座って昼食をとってる。
別れたことを話した。
本当は、今も好きだってことも。
翔は本当に男子の俺からみても
カッコイイし実際モテる。
俺の憧れだったり…。
「那緒は…、悔しいけど俺のことを好きじゃないし。」
「でもさー」
別れなくてもいいのに…、なんてつぶやきながら翔はパックのジュースを飲む。
翔の視線を追うとみんなに囲まれて
笑ってる那緒がいた。
「那緒ちゃん、マジで性格悪そうなのによく好きになるよな」
それはもう聞き慣れたから。
「多分本当の那緒は違う。」