さよなら(短)
「ごめん翔。トイレ行ってくるわ」
翔は心配そうな目で俺に「うん」と頷いてみせた。
翔、心配かけてごめん。
お前、良いやつだよ。
廊下にでて翔にはトイレに行くって
言ったけど俺は屋上に行く予定だった。
もうすぐ授業はじまるし
屋上なら多分誰もこないと
思ったから。
はぁ。彼女でもつくろうかな。
このままじゃ絶対那緒のこと
忘れられないと思うし。
飾りで付き合ってくれてたんなら
5ヶ月だけじゃなくて
ずっと飾りで良いからそばにいてよ。
なんて、考えてる自体
俺は弱いんだけどね。
なんで今なんだよ。
こんな辛くなるんだったら
はじめからフッてくれてたら
良かったのに。