瞳を閉じれば、キミが
帰り道、章宏は私の手をギュッと握ってくれた。



「章宏」



「ん?」



「ううん、何でもない」



「呼んでおいて、何でもないのかよ」



「うん、呼んだだけ」






キミの名前、ずっと呼んでいたい
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