傷だらけの僕等
「な…んで…?」


あたしは声を振り絞った。

でも、それしか出てこなかった。

どうしても…

それしか出なかった。



目の前にいたのは…


一番会いたくなかったあいつ。





あたしの


義理の父親。



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