イケメン倶楽部
ホテルは豪華。
あたし達にはもったいないぐらいの広さと豪華さ。
思わず部屋のベッドにダイブしてしまった。
「葵。夕飯はどうする?」
「え?」
「お前、何にも聞いてなかったのかよ…」
相変わらず同じ部屋の真治はため息をつくと、説明を始めた。
どうやら、自由行動の時、朝、夜のご飯は各自で自由にとっていいらしい。
と言っても、ここは外国だからむやみに外にでても危ないので…
ホテルの中のレストランでほとんどの人はとるのだとか。
「じゃあ、レストラン行こう!」
「はいはい。」
真治を連れて、レストランへと向かうと、中は結構混んでいた。
「葵〜真治〜!こっちこっち♪」
声のした方をみると、優斗と愁が手を振っている。
どうやら、二人も夕飯はここでとるらしい。
あたし達は並ぶことなく、美味しい食事へとありつけた。