甘味処
あたしを見つめる瞳。
小さい時からこの瞳は変わってない。

でも......



昔の星桜はあたしをなぜか直視しなかった。

絶対途中で目をそらす。


なぜか悩んだ時期もあったけど、



今は......



「星桜が…変わったから。」




「は?」




「なんかね...昔とぜんぜん違うから...」



そうだよ。星桜は変わった。



「俺......どこが?」



「...あたしを見る瞳とか.....」



まっすぐにあたしを見てくれて
すっごいうれしいんだよ?

星桜は、わかってるのかな?



「ふーん。......で?」



「へ??」



「とかって...なに?」



っ!!///
そんな細かいところまで......


「それは......言葉の成り行き的な感じ......?」



「なんで疑問形なんだよ。馬鹿。」


むかっ!


「馬鹿って言ったほうが馬鹿なんですけどぉ!!」



「あっそ。ガキ。」



ピキッ



「むかつくところは変わってな.........っん」



またキス...。
しかも不意打ちとか...っ



「早く とか の続きは?」



にやりと笑って言う星桜。
こいつ...絶対あたしで遊んでる。


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